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WindowsでGVIM環境構築メモ

Windows7の64bitを新規構築する機会があったので、GVIM環境構築の手順を整理する。
最低限、以下の環境にしようと思います。

  • GVIM 64bit版のインストール
  • vim pluginをneobundle.vimで管理

GVIM 64bit版のインストール

これは特に工夫は無し。
Kaoriyaさんからバイナリをダウンロードして、好きなフォルダに配置。
個人的にはWindowsの環境は放おっておくとパスに半角スペースが入って、パスの扱いに困ることがあるので、こういうインストーラの無いアプリは、自分で格納フォルダを作成します。

C:\Applications\vim

環境の確認

ここで確認して置かなければいけないのは、自分のHOMEパス。
vim上では

~/

と表しますが、だいたいこれはWindows7だと以下になります。

C:\Users\<ユーザー名>

なので、特に工夫もしないでgvim.exeを実行すると、_viminfoなどがこのフォルダ直下に作成されます。

vim pluginをneobundle.vimで管理

Git for Windowsのインストール

まずは、Windowsでgitを使えるようにするために、git for windowsをインストール。
Downloads - msysgit - Git for Windows - Google Project Hosting
とりあえず、全てデフォルトの設定でインストール完了まで。

環境設定

このままでは、Git Bashなどからしか使えないため、git.exeにパスを通す。
変なコマンドまでついてくると嫌なので、環境変数PATHには以下を設定する。

C:\Program Files (x86)\Git\cmd

binフォルダもあるが、いろんなコマンドが入っているので無視。
proxy環境の場合は、コマンドプロンプトもしくはGit Bashを起動して、proxyの設定を行う。

> git config --global http.proxy <proxyサーバ>:<サーバポート番号>

neobundle.vimのインストール

せっかくなので、neobundle.vimをgitでcloneする。
ちなみに今回、neobundle.vimでpluginを管理するフォルダは以下。

C:\Users\<ユーザー名>\.vim\bundle

ドットで始まるフォルダを作成できないという場合は、コマンドプロンプトから実行すると作成できる。

> mkdir .vim

neobundle.vimのインストールは次のコマンド。

> cd c:\Users\<ユーザー名>\.vim\bundle
> git clone https://github.com/Shougo/neobundle.vim.git

※なぜか「git://」のスキームが使えませんでした...。

vimの設定

GVIMの初期構築時はユーザー設定ファイルなどがないので、とりあえずHOME直下に作成しておこうと思う。

> C:\Users\<ユーザー名>\_vimrc

ではこのファイルに、neobundle.vim利用の設定と、自分が今後使うであろうvim pluginもついでに管理するようにしよう。

"======================================
"NeoBundle
set nocompatible
filetype off

if has('vim_starting')
  set runtimepath+=~/.vim/bundle/neobundle.vim
  call neobundle#rc(expand('=/.vim/.bundle'))
endif

NeoBundle 'https://github.com/Shougo/neocomplcache.git'
NeoBundle 'https://github.com/Shougo/unite.vim.git'
NeoBundle 'https://github.com/Shougo/vimfiler.git'
NeoBundle 'https://github.com/Shougo/vimshell.git'
NeoBundle 'https://github.com/Shougo/vimproc.git'
NeoBundle 'https://github.com/vim-scripts/Align.git'
NeoBundle 'https://github.com/glidenote/memolist.vim.git'
NeoBundle 'https://github.com/kien/ctrlp.vim.git'

filetype plugin on
filetype indent on

これで設定ファイルを読み込んだ時にエラーが出なければvimの設定はOK。

neobundle.vimによるvim pluginのインストール

これは簡単。以下のコマンドをGVIMから実行。

:NeoBundleInstall

最後に

以上で、Windows7の64bit環境で一からGVIMとneobundle.vimを利用するまでの手順は完了。
普段githubなんて使わないので、いかに楽して、システムを汚さずにgithubを使える環境に出来るか考えて、とりあえず落ち着いた形をメモしてみました。
もしかしたらもっとスマートなやり方があるかもしれませんが、これが精一杯でした。 時間をみつけて、今度はgvimで使っているpluginの設定と使い方をまとめたいと思います。